金利騰がる騰がる詐欺

住宅ローンの相談に行くと

「今が建てどきですよ、史上最低金利ですよ」

金利が上がると大変なことになりますよ」

よく言われますよね。

金利が上がると総返済額が増えるのは理屈ではわかっていても、

「じゃあいつ金利はあがるんですか?」

「来年ですか?再来年ですか?」

と聞いても大体は曖昧な返答しか返ってきませんよね



利上げの時期を簡単に予測する方法をお伝えします。

(難しいと感じた方は太字だけでも構いません)


本来のフォワードレート(将来金利)の算定方法は

通常フォワードレートを算定する為には1年のスポット・レートを r1 、期間2年のスポット・レートを r2 とすれば、

1年後〜2年後の期間に対応するインプライド・フォワード・レート 1.0f2.0 は、以下の式を成立させる値になる。

(1+γ₁)×1+₁.₀∫₂.₀)=(1+γ₂)²

 

イールドカーブみながら積分計算がしたい人はまだしも金融アナリストでもないので

そんなことまではする必要はないですが得意な方向けに掲載しておきました・・・・(^0^;)

 

 

あくまでざっくりとした方法なのですが一つの指標として良いのは

 

「アメリカの利上げ時期を見つつ動く」

 

ということです。

英語も苦手でも問題ありません次の主要新聞の朝刊に掲載されます

簡単に説明するとアメリカの日銀にあたる機関(FRB)が定期的におこなう米連邦公開市場委員会(FOMC)をチェックしてればいいんです。 簡単ですよね

 

****2015年のFOMC時期は以下の通りです****

 

連邦公開市場委員会(FOMC)の2015年の開催予定は次の通り。

イエレン連邦準備制度理事会FRB)議長の記者会見は3月と6月、9月、12月の会合後に行われる。

開催日は1月2728日、★3月1718日、4月2829日、★61617日、7月2829日、★9月1617日、102728日、★121516日。16年の初回のFOMCは1月2627日。

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N6Q49S6JIJUR01.html

 

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ちなみに12月の時点でFOMC声明では、

ゼロ金利を「相当な期間(considerable time)」維持するとした

金融政策を正常な状態に戻し始めるのを「忍耐強く(be patient)」待つとの表現に変更しました

ついで最初の利上げが「(つぎの次/3月では)next couple of meetings」で行われることは「(ありそうにない)unlikely」と付け加えています。

3月はの利上げは”無い”といっているので今度気を付けておきたいのは6月の会合になりますね

 

ということで 

6/18、9/18、12/17日頃の新聞でアメリカが利上げするかどうかをチェックしてください

日本の利上げの追従は猶予期間がありますが、

住宅ローンの場合は完成時の金利が適用される為

打ち合わせ→建築開始で完成まで少なくとも半年長ければ8〜10ヶ月はかかります

(打ち合わせ期間1〜3ヶ月 着工5ヶ月)

利上げを見計らって動かれてもタイミング的にセーフとなれば良いですが

ぎりぎり完成時に利上げは悲しいですよね(>_<)

ベストなタイミングが取れるといいですね

それではまた